« 計算書類 | 会計用語キーワード辞典トップページ | 制度会計 »

商法（しょうほう）

【用語解説】

商法とは、
全ての企業に適用され、債権者保護を目的とした法律です。
商法の計算書類は、商法施行規則に基づいて作成する必要があります。

税理士のワンポイントアドバイス

商法は、一部会社法となり分離しました。会社法の主な改正点は、以下のとおりとなっています。

①最低資本金の撤廃。
資本金1円からの起業が可能となりました。

②会社法による改正
有限会社が廃止となり、新たに会社を起業する場合は株式会社のみとなりました。ただし、既存の有限会社については実質的に今まで通りの会社形態を維持できることになっています。

③合同会社形態の創設
会社法では、合同会社という会社形態が規定されました。これは、米国でLLCといわれるもので、社員が出資しその範囲で責任を負うものとします。社員は一人でもよく、また法人も社員となれるため、幅広い範囲での合同会社設立が見込まれます。
他にも、複数改正点があるので、今後の改正点にも注意が必要です。

登録士業者マップ