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持分法(もちぶんほう)

【用語解説】

持分法とは、投資の評価方法の一つで
投資先会社の純資産及び損益のうち、投資元会社に戻ってくる部分の変化を
投資勘定の金額を毎期修正することで反映させる方法です。

債務超過したときでも、投資金額以上の減額は原則なしで
債務超過の部分は切り捨てられます。

税理士のワンポイントアドバイス

日本においては、持分法は関連会社への投資を評価する際に用いられ、個別財務諸表には適用されない。連結財務諸表を作成する場合に、親会社保有の関連会社株式を評価する方法として、日本では持分法の適用が強制されている。また持分法は、非連結子会社の評価にも適用される。

<評価方法>
投資先企業の純利益を持株割合で比例配分する。

 )投資先会社(S社)の純利益1,000 持株割合30% 投資額(簿価)15,000
   1,000×30%=300 ←持分に対応する純利益額
   15,000+300=15,300 ←投資株式等(S社株式等)の評価額

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