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DCF法(でぃーしーえふほう)

【用語解説】

企業の将来の収益獲得能力を評価する方法をDCF法といいます。
NPV(正味現在価値)を使うのが一般的です。
また、DCF法は企業評価以外に、投資評価、資産評価などにも用いられます。

次のように算出します。
1.評価対象会社の将来収益を事業年度ごとに予想する。
2.各事業年度の将来収益を現在価値に割り引く。
3.求められた事業の現在価値に余剰資産を加えて、有利子負債を控除して株主価値を算出する。

DCFのメリット
・複数案件の比較を行ううえで、最も理論的な方法です。
・資本コストで割り引くため、資金調達・運用の実態に合います。
・実際のM&Aでよく利用される。

デメリット
・資金効果は示されない

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