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工事進行基準（こうじしんこうきじゅん）

【用語解説】

工事進行基準とは
工事の進行度合いにより収益を計上する基準のこと。

税理士のワンポイントアドバイス

長期請負工事契約を行った場合における収益認識基準の一つとなっています。
これは、長期にわたる工事期間中、工事の進捗状況に応じて収益が発生するものと考え、工事の進行状況に合わせて収益とそれに対応する原価を計上することです。そして、工事進行基準は、発生主義に基づく収益認識であるといえます。
　また、工事進行基準は2009年4月1日より一部の建設業について強制適用が定められています。国際会計基準では、長期請負工事の契約に対しては工事進行基準のみの適用となっていることから、日本基準も国際的流れに沿った動きをとっていると考えられます。

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