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資産の金額を決定する基準のことを資産の評価基準といいます。
貸借対照表に計上される資産の額に大きく影響を与えるだけでなく
損益計算にも大きな影響を与える重要な基準です。
原価基準と時価基準の二つがあります。
これは、資本維持概念につながるものです。適正な期間損益計算を行うために、資産によって原価基準を採用するものと、時価基準を採用するものがあります。おもに、原価基準が採用される資産の例には土地があります。また、時価基準を採用するものは、売買目的有価証券などがあげられます。これまで、資産の評価に時価基準が用いられることはなかったのですが、昨今の市場の国際化に伴い、国際会計基準に準拠する形で時価基準が一部の資産で適用されることとなりました。
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