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未公開株式(みこうかいかぶしき)

【用語解説】

株式市場で上場、公開していない株式のことです。
未公開株式が上場する際には大きな値上がりが期待できます。

税理士のワンポイントアドバイス

一般の個人投資家が売買できる株式は、基本的に証券取引所に上場されているか、あるいは店頭市場に公開されている株式に限られています。しかし、金融ビッグバンによる証券市場の改革によって、証券取引所などに上場・公開されていない株式でも、取引できるようになりました。未公開企業の場合、厳しい上場基準を経て株式を上場している企業などに比べて、経営体力が著しく劣るケースもあり、その意味では投資した企業が倒産するリスクもかなり高いと考えられます。ただし、これから伸びる企業も多くあるため、うまくいけば上場株式への投資とは比べものにならない高いリターンも期待できます。ハイリスク・ハイリターン型の資産運用の典型と言えるでしょう。

*米国ではピンクシートと呼ばれる未公開株の流通市場が古くから確立されていて、 多くのベンチャー企業などが投資家から直接資金調達をしています。
ところが日本では未公開株市場が存在していないため、ごく一部の人しか未公開株を 入手できないの が実状です。

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