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連結決算(れんけつけっさん)

【用語解説】

連結決算とは、連結財務諸表を作成する決算手続きのことです。
国際化や様々な不正を防ぐために生まれた連結決算財務諸表ですが
個別財務諸表もまだなくなったわけではありません。

そのため、連結財務諸表を作成する場合、
個別財務諸表を合体させた上で作成を行っていくことになります。

その際の手続きは以下のとおりです。
資本連結手続、債券・債務の総裁消去、内部取引高の相殺消去
未実現利益の消去、受取配当金と支払配当金の消去、持分法の適用。

税理士のワンポイントアドバイス

これらは、金融商品取引法により、一定の企業集団に対し要求される。連結決算が要求されることとなった背景としては、企業経営の多角化等により、企業は自社単体のみではなく、国内外に子会社、関係会社、系列会社等を作り、経営活動を営むようになったことがある。これにより、親会社の財務諸表のみでは企業全体の経営状況を完全に把握することが困難となり、企業グループ全体の経営状況を明らかにする必要性から、連結決算が要求されることとなった。

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