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個別財務諸表(こべつざいむしょひょう)

【用語解説】

法律上の個々の会社を会計単位として作成する財務諸表のことです。
配当可能利益の算出単位となります。

税理士のワンポイントアドバイス

連結財務諸表の基礎となる財務諸表。連結会計制度の連結財務諸表に対し、その構成要素である個々の企業単位で作成された財務諸表は、特に個別財務諸表と呼ばれる。金融商品取引法上の個別財務諸表は、以下の5つから成る。

  1. ①貸借対照表
  2. ②損益計算書
  3. ③キャッシュフロー計算書
  4. ④株主資本等変動計算書
  5. ⑤付則明細書

「連結財務諸表原則」の一般原則の一つ、「個別財務諸表基準性の原則」においては、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成された個々の企業の個別財務諸表を基礎に、連結財務諸表を作成すべき旨が定められている。

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