« 引当金 | 会計用語キーワード辞典トップページ | PBR(株価純資産倍率)・PER(株価収益率) »

非営利法人会計(ひえいりほうじんかいけい)

【用語解説】

営利法人である会社に対して、利益の追求を目的としない法人全般のことを非営利法人といいます。
 非営利法人の会計は、営利を目的としていないので企業会計とは異なったものになります。非営利法人は社会福祉法人や学校法人の不祥事や国からの補助金や税制面での優遇を受けながら、その決算が不透明だったため、最近は開示の動きになっています。
 非営利法人には次のようなものがあります。
学校法人 公益法人 社会福祉法人 医療法人 宗教法人 労働組合
消費生活共同組合 農協協同組合 政党 独立行政法人 NPO法人

税理士のワンポイントアドバイス

例として、学校法人、公益法人、社会福祉法人など非営利法人に適用される会計基準はそれぞれ、学校法人会計、公益法人会計、医療法人会計など、その非営利法人ごとの会計基準が適用されます。そのため、統一性がないことも問題とされます。
 公益法人に関しては法律の改正が入っておりますので、留意が必要です。

登録士業者マップ