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固定資産がその投資に見合ったキャッシュ・フローを見込めない場合
固定資産の価値が下落してしまうことを減損会計といいます。
減損会計の目的は、固定資産を時価で評価し、含み損を処分して認識するのではなく
あくまでも回復が見込めない場合に計上することが目的。
減損の手続きは次の3段階で行われる。
1.減損の兆候。
2.減損損失の認識。
3.減損損失の認定。
減損会計は、収益を見込み、固定資産に資本を投下した場合に、その投下資本に見合った収益を上げることができなくなった場合に、その固定資産を時価で評価し、その見込収益に見合った資産計上を行うことが主な目的となっています。
よって、現存している固定資産の含み損を表面化させることが目的ではなく、適正な資産評価をしていくことを目的としているのが減損会計ということになりますね。
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