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期間対応(きかんたいおう)

【用語解説】

期間を基準にして、減価償却などの方法で費用を配分し、対応関係を認識する方法を
期間対応といいます。

税理士のワンポイントアドバイス

例として、機械装置(30万円以上)を取得した時点においてその全額を費用として計上すると、その機械装置を使用することにより将来に稼得する収益と期間的な対応ができません。そこで各資産の耐用年数により取得原価を費用配分することにより期間的対応を可能にします。この費用配分方法を減価償却と言います。
 つまり、一会計期間の収益との対応関係を、期間を通じて費用として認識することで、業績の期間比較が可能となります。

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